休日は無理矢理早起きしろ

若い社会人の皆さんの中で、次のような悩みを抱えている方はいませんか?

「日曜日の夜に限って寝付けない…」

「月曜日にすっきり起きれない…」

この悩みを解決してくれるのが、休日の早起きなのです。

休日の早起きさえ習慣にできれば、日曜日の夜に寝付けず、月曜日の朝にすっきり起きれないという悩みもなくなります。

ではなぜ休日の早起きが日曜日の夜の寝付きや月曜日のスムーズな起床につながるのか。

その理由を説明します。

休日に早起きすべき理由

人間の体には体内時計と呼ばれる、現実世界の時間とは異なる、体が認識している時計が組み込まれています。この体内時計は1日約25時間周期で動いています。

この体内時計を現実世界の時間と一致させることで、私たちは眠りに付く時刻と朝起きる時刻をほぼ一定に保てているのです。

体内時計の時間と現実世界の時間がズレていると、現実世界の朝や夜になっても、スムーズに起きたり、眠りに就くことができなくなってしまうのです。

つまり、休日に夜更かししたり、朝遅くまで寝ていると体内時計が乱れてしまい、翌週出勤日の朝にスムーズに起きれなくなってしまうのです。

この体内時計をリセットする(体内時計の時刻と現実世界の時刻を合わせる)のに有効なのが、朝に日光を浴びたり、朝食を摂ったりする行為です。

つまり、休日も平日と同じように朝早く起きて日光を浴びたり、朝食を摂ったり、体を軽く動かしたりすることで、体内時計が平日の時間からずれることなく、翌週月曜日の朝もスムーズな起床につながるのです。

そうはいっても、せっかくの休日に早起きするのはどうしても気が進まないという方も多いでしょう。

そこで、どうすれば休日に早起きすることができるのか、その具体的な方法を紹介します。

休日に早起きする方法

休日に早起きする方法、それは

起きてすぐやることを決めておくことです。

なぜ、朝やることを決めておくことが早起きにつながるのか。

答えは簡単です。体が起きるからです。

具体的にやることとしては、部屋の片づけやトイレ・水回りの掃除、5~10分程度の散歩、みそ汁を飲む、軽い朝食を摂るなどの、体に軽い刺激を与えるようなことを行えれば最高です。

やることを決めてもやっぱり起きれないという方に、起きるのが少し楽になるちょっとした考え方を紹介します。それは、やることが終わっても眠かったら二度寝してもよいという考え方です。休日なら簡単に二度寝ができるので、この考え方は精神的に楽になると思います。ぜひ試してほしいと思います。

ここで、先日の休日に私が実践した例を、紹介します。

極端な例ですが、私は先週の土曜日に夜中の3時を回っても寝付けないということがありました。私は普段仕事の日は6時頃起きるので、このままのリズムでは日曜日の夜も寝付けず、月曜日に睡眠不足で大変なことになってしまいます。結局土曜日は4時(もう日曜日ですが)に寝たのですが、日曜日は無理やり6時に起きて、部屋の片づけやトイレ掃除、そして10分くらい散歩をしました。すると、2時間睡眠にも関わらず体が起きてきて、二度寝することなく起ききることができました。

しかし、そんな生活をしていたら永遠に睡眠不足になっちゃうという声が聞こえてきそうですね。

ですが、その心配はいりません。

なぜなら、昼寝をしもよいからです(15時以降は寝ないように)。

先の私の例でも、日曜日に2時間ほどきっちり昼寝をしました。

そうです。夜の睡眠不足を昼寝で補うのです。そうすれば睡眠不足に陥ることはありません。なので、朝だけはしっかり仕事の日と同じ時間に起きるのです。そうすれば、仕事の日の体内時計とずれることなく、次週の月曜日の朝も自然に起きられるのです。

1時間の昼寝は、夜の睡眠の3時間分に当たると言われていることからも、昼寝の効果は絶大だとわかりますね。

とはいっても、やっぱり休日の朝はゆっくり寝たいですよね。。

そんな方は、無理して毎休日早起きしなくても構いません。

重要なのは、休日に早起きをして有意義な時間を過ごす楽しさや体内時計を一定に保つ大切さを若いうちから少しでも感じていただくことです。それが必ず将来につながります。

どうしても疲れていて寝ていたいときは、寝たいだけ寝てもらっても大丈夫です。

たまに「次の休日は一日だけ早起きして有意義なことをしてみようかな」と思っていただければ幸いです。

まとめ

今回は日曜日になかなか寝付けず、月曜日にスムーズに起きれない方へのアドバイスとして、休日は早起きして平日と体内時計をずらさないようにしようという話をさせていただきました。一人でも多くの読者の方がこれを実践して、少しでも有意義な人生を送るきっかけにしていただけたら、これ以上嬉しいことはありません。

機会があれば、ぜひ一度試してみてほしいと思います。

みなさんの人生が充実したものになるように願っています。